飛鳥新社

お問い合せ
ホーム > 書籍紹介 > 日本人、最期のことば

日本人、最期のことば

偉人20人の人生の終い方を描く

著者 西村眞(にしむら・まこと) 1939年生まれ。出版社勤務を経て、パリで発行されていた「LUI」日本版編集長をはじめ、 各社十一誌の月刊誌編集長を歴任。 その一方で歴史の古書、稀書を閲読し、国内外の史跡旧蹟を訪ねて、英傑偉人たちの足跡と生涯をたどった。 その間、各誌に「謎の日本史外伝」「美しい国の雪月花」「戦後・あの日、あの時」など多数を連載。 著書に『東京哀歌』『ボスの遺言』などがある。
ジャンル 学問・雑学・サブカルチャー
出版年月日 2018.09.19
ISBN 9784864106405
判型・ページ数 46判・並製・264ページ
定価 本体1389+税

ネット書店で検索

内容紹介

偉人20人の人生の終い方を描く

超濃厚な短編歴史人物譚。

彼らは何を想いながら、あの世へと旅立って行ったのか。

その遺言には、私たちが見失っている「日本人の原点」が生き続けている。

死は、誰にでも等しく訪れる。

私にも、そしてあなたにも。

・西郷隆盛

降り注ぐ政府軍の弾火が股と腹に命中し、覚悟を決めて...。

「もう、この辺でよかろ」

・豊臣秀吉

幼い息子、秀頼の行く末を案じつつ病床の中で...。

「なにわのことも ゆめの又ゆめ」

・夏目漱石

"泣くんじゃない"とたしなめられた末娘を思いやって...

「いいよいいよ、泣いてもいいよ」

・乃木希典

日露戦争で多数の命を失わせた罪に、自らを罰するかのように...

「乃木家は我が一代限り」

・小林一茶 

好き勝手生きてきたことに、虚しさや後ろめたさを感じて...

「耕ずして喰ひ、織ずして着る体たらく、今まで罰のあたらぬもふしぎ也」

・北原白秋

激しい発作が落ち着き、窓から入る新鮮な空気を感じながら...

「新しい出発だ。窓をもう少しお開け。......ああ、素晴らしい」


目次

1章 理想に殉じた幕末の英傑たち 
坂本龍馬 井伊直弼 吉田松陰 西郷隆盛

2章 壮絶な死を遂げた明治の文豪 
夏目漱石 石川啄木 正岡子規

3章 新時代を開拓した偉人の遺言 
勝海舟 伊藤博文 明治天皇 乃木希典

4章 江戸文化を築いた文人墨客の末期 
千利休 松尾芭蕉 小林一茶

5章 戦国乱世を生き抜いた一代の英雄 
織田信長 豊臣秀吉 宮本武蔵

6章 死を達観して逝った近代の文学者 
森鴎外 幸田露伴 北原白秋

RECOMMEND BOOKS

2024.01.26

元気がなくても作りたくなるレシピ

健康・ダイエット・美容

詳細 | 試し読み
トップへ戻る