NHKアニメ放送中 14万部のベストセラー『英国一家、日本を食べる』(亜紀書房刊)の著者、待望の最新刊!
著者 | マイケル・ブース 著 櫻井 祐子 訳 |
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ジャンル | ノンフィクション |
出版年月日 | 2015.05.29 |
ISBN | 9784864104067 |
判型・ページ数 | 4-6・306ページ |
定価 | 本体1,500円+税 |
在庫 | 在庫あり |
あの名門フランス料理校で武者修行!
料理とおいしいものを愛するあなたに捧げる、
ベストセラー『英国一家、日本を食べる』著者、待望の最新刊。
あとがき「日本の読者のみなさんへ」(5000字)を特別収録。
NHK総合アニメ『英国一家、日本を食べる』
2015年4月16日(15日深夜)より放送中!
木曜 午前0時40分~1時00分〔水曜深夜〕
火曜 午後4時05分~4時25分〔再放送〕)
巷に溢れる料理本や料理番組ってのは、
どうしてあんなにつまらなくて、しかも全然おいしくできないんだろう?
「簡単3分クッキング」なんて企画は腐るほどあるけれど、
料理にかける労力をいとわない、僕のような食いしんぼうの物好きは、
一体どうすればいいんだろう――?
そんな鬱憤を長年抱えてきた僕は、
ある晩、家中の料理本を全部、たき火に投げ込んでしまった。
そして僕の家族――妻のリスン、小さな息子たちのアスガーとエミル――を連れて、
そのままパリに引っ越した。
なんのために?
フランス料理学校の世界最高権威《ル・コルドン・ブルー・パリ》、
そして、2ツ星レストラン《ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション》で
料理の猛特訓を受けるために。
そしてフランス中のおいしいものを食べ尽くすために。
世界一のブレス産鶏肉
夢みるようなフォン・ド・ヴォー
仔牛肉のブランケット
ジェノヴァ風アーモンドケーキ
鍋底にこびりついた貴重な肉汁ソース
《ロブション》のマッシュポテト
《ポワラーヌ》の石臼挽き小麦パン
プロヴァンスの蟹スープ
《デュカス》の鹿肉のポワレ
オマール海老のアメリケーヌ
ホタテのソテー、パッションフルーツソース添え
スズキのパン生地包み焼き、クリビヤック風
牛フィレ肉のフィセル風、骨髄添え
などなど......
食の王国・フランスで、ひたすらつくって、食べて、働いて――。
そして最後に辿りついた、"料理の真実"とは?
マイケル・ブース(Michael Booth)
英国・サセックス生まれ。トラベルジャーナリスト、フードジャーナリスト。
2010年ギルド・オブ・フードライター賞受賞。日本の食文化を100日間取材した『英国一家、日本を食べる』『英国一家、ますます日本を食べる』(ともに亜紀書房)は大ヒットととなり、2015年、NHKでアニメ化もされた。本書もBBC Radio 4の週間ベストセラーにランクインするなどきわめて高い評価を受けている。他の著作に各国でベストセラー中の『The Almost Nearly Perfect People』『Eat, Pray, Eat』などがある。現在、家族とともにコペンハーゲン在住。
櫻井祐子(さくらい・ゆうこ)
京都大学経済学部経済学科卒。大手都市銀行在籍中にオックスフォード大学で経営修士号を取得。訳書にレヴィット&ダブナー『0ベース思考』(ダイヤモンド社)、アリエリー『不合理だからうまくいく』(早川書房)、アイエンガー『選択の科学』(文藝春秋)、クリステンセン他『イノベーション・オブ・ライフ』(翔泳社)など多数。