著者 | 上念 司 |
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ジャンル | 文庫 |
出版年月日 | 2019.05.23 |
ISBN | 9784864106917 |
判型・ページ数 | 文庫・並製・280ページ |
定価 | 本体648円+税 |
教科書が教えない「経済の掟」が歴史を作った!
お金の流れが物語る、
まったく新しい視点の日本通史。
文庫版で5冊同時発売!
織田信長は日本の統治形態を変え、戦国時代と中世を終わらせた。
画期的な経済政策は豊臣秀吉に受け継がれ、明の貨幣制度および国際貿易体制の大変化に日本はようやく追いつく。
秀吉は天下統一の勢いのまま征明を目指すが、そこには大きな落とし穴が待っていた。
〇日本産の銀が明の貨幣制度と世界経済を変えた
〇信長が岩盤規制を壊し、秀吉が完成させた新たな経済体制
〇経済成長の基盤となった「豊臣化」と宗教勢力の弱体化
〇天下統一を急いだ背景にキリスト教国の脅威
〇なぜ秀吉は明を制圧しようとしたのか?
〇戦闘は連勝でも戦略で大失敗していた日本軍
<目次より>
第一部 織田信長と貨幣制度
1章 信長の本当の業績
2章 信長の経済政策
3章 信長vs.義昭の裏で進行していた貨幣制度の大転換
第二部 豊臣秀吉の国内政策
4章 国際情勢を理解していた秀吉の改革
5章 牙をぬかれた寺社勢力
第三部 豊臣秀吉の対外政策
6章 キリスト教国の脅威
7章「朝鮮出兵」失敗の本質