著者 | 上念 司 |
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ジャンル | 文庫 |
出版年月日 | 2019.05.23 |
ISBN | 9784864106948 |
判型・ページ数 | 文庫・並製・280ページ |
定価 | 本体648円+税 |
教科書が教えない「経済の掟」が歴史を作った!
お金の流れが物語る、
まったく新しい視点の日本通史。
文庫版で5冊同時発売!
なぜ日本は大東亜戦争へと向かったのか。国民世論は長期停滞のトラウマから抜け出せないまま、間違った情報により、日米激突へのレールをまっしぐらに進んだ。
すべてを失った敗戦から復活し、高度経済成長を成し遂げた日本を、再びバブル経済の暗雲が襲う。
〇「軍部の台頭」はファンタジー
〇本当は避けられた恐慌頻発と金融危機
〇労働者と植民地を苦しめた「デフレ不況」
〇五箇条の御誓文の改革精神を忘れた日本人
〇国を滅ぼした、右翼と左翼の全体主義
〇高度経済成長の本当の教訓とは
<目次より>
序章 経済がわかれば、「戦争」がわかる!
1章 「金本位制」が世界経済を成長させ、そして、奈落に突き落とした
2章 凋落するドイツとフランス、台頭するアメリカと日本
3章 日本はなぜ大東亜戦争に突入したのか
4章 焼け野原から「高度経済成長」を成し遂げた奇跡の国・日本
5章 最悪の年を乗り越えバブル景気へ