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東大出てもバカはバカ

著者 豊田 有恒
ジャンル ビジネス・政治・経済
出版年月日 2020.09.15
ISBN 9784864107785
判型・ページ数 四六判・並製・208ページ
定価 本体1200円+税

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内容紹介

・元・受験秀才が世の中を騒がし、なお開き直るケースが相次いでいる。なぜこうした逸材(?)が続々と現れるのか。

・偏向し極論や暴言を吐く高学歴エリートは、是々非々でものごとを判断できず、イデオロギー的な物差しを当てることしかしない特徴がある。不勉強と知的怠慢の証左だろう。

・その出発点にあるのが、難関試験に合格したとたんに「自分は選ばれた」、すなわちエリートへの特急券を授けられたとしか考えられなくなり、すべて選んだ側の責任であるかのように錯覚する思考パターンなのだ。

・「わたしは受験馬鹿から、作家になって、ようやく世間なみの知性を取り戻せた気分でいる」(本文より)

・自身も「受験馬鹿だった」と語る東大理Ⅱ・慶大医現役合格の著者が、"選ばれた者"という勘違いのためになかなか治らない「上から目線」の幻想を解体する。

・「一流大学に入っただけでは、使い物にならない。(丸暗記中心の)受験で失ったものを、取り戻し、矯(た)め直さなければならない」「世知を身につけ、分析力、発想力をみがき、人間力を備えなければ、世間なみの常識すらこと欠く」「分析力を持ち、創造力に秀でた人材を登用し、異能者を認めるためには、選抜法に工夫が必要になるが、それが欠けている。あるいは、新しい選考法の芽を摘んでしまっている」(本文より)

・虚名だけが先行して、ぬるま湯状態のままの日本の大学は、教育水準で国際的に大きく立ち遅れてしまった。「現在のような丸暗記中心の選抜法に頼る限り、日本の未来は消滅する」(本文より)

・受験改革を政争の具とする前に、考えておかねばならない本質的な議論を提起する。

(本書で論評される方々・敬称略)

大村秀章

古賀茂明

志位和夫

白川方明

玉木雄一郎

豊田真由子

初鹿明博

鳩山由紀夫

福島瑞穂

福田淳一

前川喜平

丸山穂高

山尾志桜里

米山隆一

和田春樹 ほか


目次

一章 東大出ても馬鹿は馬鹿
二章 日本を駄目にした東大卒の識者たち
三章 東大丸暗記組が支えた戦後復興と凋落
四章 「選ばれた」と錯覚させる受験勉強からの脱却

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