世界同時株暴落と巨大金融機関の連鎖破綻は、政府が意図的に引き起こす。経済危機の最新解説にして決定版!
著者 | 廣宮 孝信 著 |
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ジャンル | ビジネス・政治・経済 |
出版年月日 | 2016.02.04 |
ISBN | 9784864104623 |
判型・ページ数 | 4-6・272ページ |
定価 | 本体1,500円+税 |
在庫 | 在庫あり |
・異次元緩和の先には次元の違う危機が待っている。
・政治的に誘導される世界同時株暴落と巨大金融機関の連鎖破綻!
・政府(国)の借金ではなく、アメリカの過度の金融緩和で拡大した民間の債務が、大恐慌のひきがねになる。
・1928年、2007年の所得格差ピークの直後に大規模な金融危機発生。格差の現状は3度目のピークを記録しつつある。
・各国政府はなぜ破局の発生をあえて見過ごしているのか。狙いは権力とカネの集中! 強権政治の時代がふたたび到来する。
・資本主義が行き詰まれば、自由と民主主義も制限される。大不況で混乱した経済と社会を統治するのは、独裁や軍政・中央集権化されたシステム。
・意図的なインフレ、預金封鎖・財産税・新円切り替え・金本位制の部分的復活に、日本人はどう対応すればよいのか?
・資本主義、共産主義、社会主義に代わって、危機の時代をのりこえる「第三の道の経済政策」を提唱。
「筆者は従来、日本は対外外貨建て債務の問題も、インフレの問題もないことを理由に、日本で債務不履行や預金封鎖が実施されることは、少なくとも今後数十年はあり得ないと考えていた。しかし今では、預金封鎖・財産税は、富の公正な再配分=権力構造の大転換につながるとの観点を持つに至り、むしろ政治的目的達成のために、あり得ると考えるようになった」(本文より)
第1章 国家を危機に陥れる、「経済の根本はカネ」という誤解
第2章 「国の借金」への過剰な恐怖で停滞する日本
第3章 「世界大恐慌2・0」前夜の世界経済
第4章 「世界大恐慌2・0」後の世界:想定シナリオ