デフレ促進策を改め、実質賃金を上げるアイデア満載の政策解説集
著者 | 三橋 貴明 著 |
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ジャンル | |
出版年月日 | 2015.01.30 |
ISBN | 9784864103916 |
判型・ページ数 | 4-6・256ページ |
定価 | 本体1,389円+税 |
在庫 | 在庫僅少 |
消費増税で再デフレ化が確定した日本。
間違った経済学に基づいて、政策を誤りつづける「改革断行政権」の罪は大きい。
なぜわが国のみならず世界中の政府が、国民を貧困化させ、所得格差を拡大し、社会を不安定にする「底辺への競争」しか選択肢がないように思わされているのか?
「黄金の拘束衣」を着こんでしまっているからだ。
グローバルな政策一元化は繁栄を約束せず、格差と貧困を拡げ、戦争とテロを誘発する。
財政均衡主義と構造改革「一辺倒」を止めることが、21世紀資本主義を修正する道。
グローバル化を制御し、国民の豊かさを取り戻す分配政策を政治が決断すればよい。
「デフレを財源とする財政支出」で実質賃金を上げる、著者ならではの斬新なアイデア!
国民一般が、格付け会社やシンクタンク、学者やエコノミストがどれほど「間違っているか」を理解し、政治に反映させるための入門篇。
1 黄金の拘束衣を着た男
2 政府を誤らせる「経済学のドグマ」
3 安倍政権の根本的な誤解
4 株価に縛られた政治家
5 今すぐできる「国民を豊かにする」政策転換
6 黄金の拘束衣の「黄金律」をこえて
おわりに 実質賃金を下げる政策を「やらない」ために