「米国に追随するくらいなら滅びたほうがまし」左右の知識人が落ち込む、代案なき精神主義
著者 | 小谷野 敦 著 |
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ジャンル | ビジネス・政治・経済 |
出版年月日 | 2016.03.08 |
ISBN | 9784864104753 |
判型・ページ数 | 4-6・256ページ |
定価 | 本体1,500円+税 |
在庫 | 在庫あり |
自民党を勝たせ続ける大衆を憎む、知識人のスケープゴート
対米追従政権と米帝を批判しない者は知性にあらず、という戦後幻想
護憲、反安保、反原発、反資本主義、反近代...言論空間を覆う感情論は「いつか来た道」
共和主義・近代主義の立場から、カルト化し異論をパージする日本の知的退廃に警鐘を鳴らす。
「しばらくは選挙のたびに『民主主義は死んだ』というなんリベ知識人の雄叫びや雌叫びが聞こえるだろう。にもかかわらず、国民はバカだ、とは彼らは言えないのである」(本文より)
<目次より>
一章「なんリベ」とは何か/二章 サイデンステッカーと日本/
三章 ペリー来航は「強姦」か?/四章 反米左翼の幻想/
五章 江藤淳の隠見する反米/六章 アメリカ文化とは何か/
七章 私の北米体験/八章 西部邁 偽装転向の社会主義者/
九章 それでも反米を煽る人々/十章 集団主義的思考の優位/
結語「なぜ今」という発想