自衛隊元最高幹部の警告
著者 | 岩田清文 |
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ジャンル | ノンフィクション |
出版年月日 | 2019.12.12 |
ISBN | 9784864107396 |
判型・ページ数 | 46判・200ページ |
定価 | 本体1500円+税 |
香港、台湾、次は尖閣・与那国奪取!
「このままでは先島諸島の防衛は不可能」、元陸自トップが衝撃の告白。
詳細なシミュレーションで、初めて明かされる、自衛隊の弱点。
なぜそうなるのか。中国が虎視眈々と狙う、南西諸島の防衛態勢の組織的欠陥を、具体的に分析し指摘する。
「新しい戦争」の世界的変化についていけない日本人に向けて、ハイブリッド戦による侵略の脅威を完全解説。
本当に機能する防衛力、世界の変化にあわせて真に戦える体制を創るには、何が足りないのか。37年間の勤務経験に基づく豊富な事例と教訓から、組織と人に本気の改革を迫る。
1章 軍事を軽視する国は亡びる
2章<シナリオⅠ>台湾へのハイブリッド侵攻・解説
3章<シナリオⅡ前編>先島諸島への同時ハイブリッド侵攻・解説
4章<シナリオⅡ後編>日本政府による対応・解説
5章 自衛隊はどうすべきなのか
岩田清文(いわた きよふみ)
1957年生まれ。79年に防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。戦車部隊勤務を経て、93年、米陸軍指揮幕僚大学へ留学。2010年、陸将、第7師団長。11年、統合幕僚副長。12年、北部方面総監。13年、第34代陸上幕僚長と歴任し、16年に退官。